2009年5月 6日

米国をはじめ各国に景気回復の兆し

度重なるBetter-Than-Expectedの結果、世界的に景気回復の兆しという雰囲気が株価を押し上げています。本日のADP雇用統計も予想マイナス64.5万人のところマイナス49.1万人ということで、予想よりも良かった。消費者信頼感なども予想よりもいいことが、景気回復を後押しするとみているのでしょうか?

でも、マイナスはマイナスです。というのは、悲観的な人たちの考え方で、楽観的なアメリカ人には通用しません。「年後半には回復」と、イエレン(サンフランシスコ連銀総裁でFOMCのメンバー)はおっしゃっています。「下振れリスクにもさらされている」ともおっしゃっていますが、そこは読み飛ばされるでしょう。。

その結果、投資家のリスク許容度が増して、株買い・ドル売り・コモディティ買いになっています。ドルとダウが逆相関というよくわからない状態です。金もドル安で買い支えられています。SPDR(ETF)の残高は変わりなく、売りまくったヘッジファンドがロスカット的に買い戻しているような感じですね。

2009年5月 1日

強い米株価

株価がWell Bidに推移しており、Oilも比較的堅調に推移。株価は、いいところを探して材料にするという感じで、昨日もGDPが-6.1%でも個人消費の上昇を材料視して上昇という感じです。

今日はクライスラーがChapter11というWSJの報道がありましたが、これも身ぎれいになってFIATと合併なんていう感じです。

米10年債利回りは3.05%を超えて、3.15%付近を推移していますが、それでも力強く推移しています。

ここは、日本人には理解できないアメリカ人の楽観的なところだと思います。しかし、これが長続きするためには、さらにいい材料が出続ける必要があり、非常に難しいところだと思っています。

2009年4月28日

豚インフルエンザ

豚インフルエンザ(米CDC情報はこちら)はNY時間になると、楽観的になってきました。オバマ大統領が「警報を発する段階ではない」とおっしゃり、沈静化しました。さすが大統領です。

オイルは3.5ドルくらい落ちていましたが、かなり戻してWTIは50.60と前日比1ドル安の水準で推移しています。先ほどは51ドル台まで上昇したので、アジア時間から欧州時間で売った人の絶叫買いが入った感じです。これから引けにかけて、別の絶叫が入りそうです。

2009年4月25日

NY市場サマリー(24日) | マネーニュース | 株式市場 | Reuters

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnJT845130920090424

昨日のNY時間における相場のサマリーです。株式市場と為替市場の注目点が異なり、歪んだ動きになっています。

為替市場
>ユーロが対ドルで上昇。4月の独IFO業況指数が改善したことで欧州経済は最悪期を脱したとの期待が広がった。米自動車大手クライスラーの破産法適用申請が近いとの観測もドルの重しとなった。

株式市場
>強い企業決算や経済指標を受け、景気底入れへの期待が高まった。

債券市場
>指標10年債利回りは抵抗線となる3%に達した。来週に過去最大規模の長期債入札を控え需給悪化懸念が高まった。アナリストは、株高を背景に債券やほかの低リスク資産への逃避買いが後退したと指摘した。

株式と債券の動きは整合的なので、為替の動きに注目すべきか・・相変わらず難しいマーケットです。

米金融・債券市場=需給懸念背景に下落、10年債利回りは3%に上昇 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT845130520090424

いよいよ大きな節目の3.05%に近付いてきました。正念場です。

この水準を抜けると「とりあえず売ってみる」という人が多く、債券が大きくられる可能性があります。そうなるとさまざまなところに影響が出てきて、最悪のケースとしては経済危機第2章になりかねません。

G7・G20での最悪期は脱しつつあるなんていう言葉が嘘っぽくなってきます。

米当局、シティのパンディットCEOを退任させる可能性=新聞 | Reuters

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37689420090424?feedType=RSS&feedName=topNews

実質的に国有化されているようなものなので、文句言えないんでしょうけど、こういうことが続けば、みんな競って公的資金を返済して政府の介入を防ぐことに腐心するでしょう。そうなると、お金の流れはとまっちゃいますよ?。

G7声明

こんな感じになるようです。

1.声明では経済が従来ほど悪くはないと指摘する 
2.為替に関する声明を変更する「理由はない」
3.G20の政策公約を実行に移すことが肝要 
4.新たな政策については協議していない

新たな政策については協議していないとかいいながら、アメリカは国債の買い切りオペを増やしたりしています。協調という言葉がかすんできたのかもしれません。

2009年4月23日

米Wファーゴ<WFC.N>の第1四半期は過去最高益、住宅ローン業務が堅調 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT844668120090422?feedType=RSS&feedName=marketsNews
これもBetter-Than-Expectedですね。

総じて決算は予想よりも良かったけど、手放しで喜ぶわけにはいかない(何かがある)という感じですね。ダウはかなり戻しているので、変なブログネタで揺れたマーケットは株式市場中心に平静を取り戻しつつありますが、Oilは重いですし、金は900ドルをうかがう水準と、コモディティからするとまだまだ波乱はありそうな感じです。

2009年4月20日

(噂話)米銀のストレステストは悪い結果だと・・

なんでも、19行中16行は「technically insolvent」ということで、かなり悪い結果が出ているという噂です。ちなみに、米財務省は、ストレステストはまだ終わっていないとコメントを出しています。噂の域を出ている可能性がありますね。

2009年3月 7日

この1週間の動き

この1週間を見ると、金は1000ドルから900ドルレベルまで下落し、Oilは40ドル割れでは買いが強かった。と、あっさり書いてしまえるような展開であった。

  • 3/3:WSJでは、「The dismaying message is here is that President Obama's politcies have become part of the economy's Problem.」とまで書かれてしまったオバマ米大統領。今後、支持率がどのように推移するか注目しなければなりません。
  • また、欧州の火種「東欧」ですが、ハンガリーから提案のあった、東欧全体をひっくるめた救済はメルケル独首相が拒否しました。今後の展開は引き続き要注意です。
  • 3/5:GMですが、そろそろ破綻がみえてくるような感じです。事業継続に疑義と監査法人から指摘されてしまった。
  • 3/6:OPELはドイツの大臣から「破たん申請したほうがいい」と言われています。
  • 3/5(に、戻りますが):Googleですら、手元流動性の積み上げに腐心しているようです。
  • 3/6:住宅ローン救済の法案がWhite Houseが承認した。けど、個人によって状況が異なるので、どこまで有効かという議論もあるようです。
  • 当局者の動きもいくつか報道されていて、IMFがヘッジファンドやPrivate Equity Fundなどを規制する仕組みを検討しているということですが、washingtonpostによると、当局者がHedge FundやPrivate Equity Fundなどと提携して、経済再生に取り組む なんていうものありました。後者のほうが足もとの問題対処には有効だと思いますが、利益が一部に偏りそうですね。
  • 金曜日のとどめの米雇用統計ですが、悪い悪いといわれていたので、最初の反応は売りでしたが、予想の範囲内だったのか、買い戻されて終わっています。
週を通してみると、NYダウは435ドルも下落しており経済状況は変わっていませんが、コモディティは一旦底を打ちそうな感じがしてきました。特に、WTIの40ドル割れは買いが入ってきているようですね。